服部監督 TEST DRIVE
全米NO.1のモータースポーツのNASCARで優勝経験もあるHattori Racing Enterprises の服部茂章監督に走りを追求した新しいクラウンを体感していただきました。

服部茂章 監督について

・1963年 岡山県備前市にて誕生
・1979年 16歳でカートレース開始
・1990年 FJ1600鈴鹿シリーズ ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得
・1994年 フォーミュラ・トヨタ シリーズチャンピオン獲得
・1995年 米国でレース参戦開始
・2005年 日本人初のNASCARフル参戦
・2008年 Hattori Racing Enterprises 設立
・数々のレースに参戦し優勝
・2018年 NASCAR Camping World Truck Series
第2戦 優勝

今回の試乗コース

Start :シェラトン都ホテル東京(港区) Goal1:東京ゲートブリッジ(江東区) Goal2:お台場海浜公園(港区) Start地点に戻る 所用時間:約1時間 走行距離:約40km |

新型クラウンを斬る!

操作性について
ハンドルを切った分だけ曲がるので応答性が良いのがよく分かります。以前のクラウンは走りより外見がスポーティになったなという印象でした。今回のクラウンは外見もですが走りが全然違いますね。過酷なサーキットであるニュルブルクリンクで走り抜いてきただけあります。
サーキットを走ってきたドライバーの僕でも十分楽しめるクルマです!
ハンドルを切った分だけ曲がるので応答性が良いのがよく分かります。以前のクラウンは走りより外見がスポーティになったなという印象でした。今回のクラウンは外見もですが走りが全然違いますね。過酷なサーキットであるニュルブルクリンクで走り抜いてきただけあります。
サーキットを走ってきたドライバーの僕でも十分楽しめるクルマです!

Body剛性
いくら良い足回りでもボディの剛性がないとコーナーで車体が歪んじゃうんです。理想的なハンドルの切り方はひらがなの"の”の逆回りを力を入れずゆっくり切っていくことです。ただ、ゆっくりハンドルを切ろうとするとしっかりした足回りや車体の剛性がないと応答が悪くなります。このクラウンはコーナーの進入で軽くハンドルをきった時のレスポンズがよく綺麗に旋回するので、本当にBody剛性が上がっているのがよくわかります。
いくら良い足回りでもボディの剛性がないとコーナーで車体が歪んじゃうんです。理想的なハンドルの切り方はひらがなの"の”の逆回りを力を入れずゆっくり切っていくことです。ただ、ゆっくりハンドルを切ろうとするとしっかりした足回りや車体の剛性がないと応答が悪くなります。このクラウンはコーナーの進入で軽くハンドルをきった時のレスポンズがよく綺麗に旋回するので、本当にBody剛性が上がっているのがよくわかります。

ドライブモードの使い分け
"コンフォートモード"では道路の繋ぎめなど、ちょっとした段差の衝撃を吸収するので振動が少ないですね。18インチホイール偏平率45%のタイヤでもこれだけ乗り心地がいいのは足回りが相当良い証拠です。普段の道であれば、ノーマルかコンフォートモードが良いんじゃないですかね。
"スポーツS+モード"だと足回りが固くなるので段差を乗り越える時に衝撃を少し感じるけど、その分コーナーではしっかりホールドしてくれます。
モード切替で様々な路面にも対応できるし、ドライバーの気分に合わせた走りも楽しめますね!
"コンフォートモード"では道路の繋ぎめなど、ちょっとした段差の衝撃を吸収するので振動が少ないですね。18インチホイール偏平率45%のタイヤでもこれだけ乗り心地がいいのは足回りが相当良い証拠です。普段の道であれば、ノーマルかコンフォートモードが良いんじゃないですかね。
"スポーツS+モード"だと足回りが固くなるので段差を乗り越える時に衝撃を少し感じるけど、その分コーナーではしっかりホールドしてくれます。
モード切替で様々な路面にも対応できるし、ドライバーの気分に合わせた走りも楽しめますね!

シートの座り心地
以前のクルマの座席シートは柔らかい方が良いと思われていた時代があったんです。でもそれはちょっと違っていて、新幹線の座席シートは固いけど長距離座っていても疲れないでしょ?
今回のクラウンのシートはほどよい固さで、しっかりホールドしてくれる形状だから身体にフィットし、姿勢が安定するので、長距離も疲れないと思いますよ。4・5時間くらいの長距離の移動も苦じゃないでしょう。
以前のクルマの座席シートは柔らかい方が良いと思われていた時代があったんです。でもそれはちょっと違っていて、新幹線の座席シートは固いけど長距離座っていても疲れないでしょ?
今回のクラウンのシートはほどよい固さで、しっかりホールドしてくれる形状だから身体にフィットし、姿勢が安定するので、長距離も疲れないと思いますよ。4・5時間くらいの長距離の移動も苦じゃないでしょう。
◆ドライバーになったきっかけ◆
実家の近くにサーキットがあり、幼稚園や小学校の遠足で行って「かっこいい、将来サーキットを走りたい」って思っていました。
親戚にくっついてバイクのテスト走行などを見に鈴鹿サーキットに行っていたりしたのでその影響もあったと思います。地元が備前市で陶芸が盛んだったこともあり、陶芸家になろうと思ったこともありました。授業で陶芸があり、コンテストで入選したことだってありました。けど、やっぱり運転が好きなのでこの道に入りました。
◆レースで優勝するのに大切なこと◆
監督として1番大切にしていることはドライバーとの呼吸です。いろんなドライバーのタイプがいるけどチームの監督はそのドライバーの良いところを引き出して、力を発揮できるような体制を作ってあげることが重要だと思います。今年は特にチームのみんなの呼吸がかみ合っているからいい成績が出せています!
◆今回のクラウンについての印象◆
一番驚いたのは、走りが変わったということですね。以前のクラウンは走りというイメージがあんまりなかったけれど、今回のクラウンは足回りや車体の剛性など細かいところまで改善したということが伝わってきます。
次回はこのクラウンに乗ってぜひ栃木県日光市のいろは坂に挑みたいですね!!

ご協力いただきましてありがとうございました。
服部監督、新型クラウンの試乗体験にご協力いただきましてありがとうございました。翌日の早朝にはNASCARレースのためにアメリカに出発するというタイトなスケジュールの中走行していただきました。
レーシングドライバーであった服部監督から、走りについて詳しく話を聞くことができ大変貴重な時間となりました。
これからも服部監督とチームのご活躍を祈念しております。
