日常点検
~自宅でできる点検15項目~
おクルマの日常点検(セルフチェック)についてご紹介。ご自宅で簡単に行える点検15項目をお伝えします。
トラブルを防ぎ、より安全で快適なカーライフをお楽しみいただくためにも、日常点検を行いませんか。
■ 日常点検とは ■
日常点検は、ユーザー自らが走行距離や運転時の状態などから判断して実施するものです。
■ 実施タイミングは ■
長距離走行前や洗車時、給油時などを目安に定期的に行うことをオススメします。
日常点検は、ユーザー自らが走行距離や運転時の状態などから判断して実施するものです。
■ 実施タイミングは ■
長距離走行前や洗車時、給油時などを目安に定期的に行うことをオススメします。

エンジンルーム

✔点検項目
✔ ブレーキ液量
✔ バッテリーの液量
✔ エンジンオイルの量
✔ エンジン冷却水の量
✔ インバーター冷却水の量(※HVのみ)
✔ ウィンドウォッシャの液量
✔ バッテリーの液量
✔ エンジンオイルの量
✔ エンジン冷却水の量
✔ インバーター冷却水の量(※HVのみ)
✔ ウィンドウォッシャの液量
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【液面の高さを確認】
液面がMAX(上限)~MIN(下限)の間にあるかをチェックします。
※ブレーキ液面がMINより低い場合は危険なので走行しないでください。異常のままだとブレーキが利かない場合がございます。最寄りのトヨタのお店へご連絡ください。
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【液面の高さを確認】
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【液面の高さを確認】
液面がUPPER(上限)~LOWER(下限)の間にあるかをチェックします。
※異常のままだとバッテリーの劣化を促進し、バッテリー上がりの要因になることがございます。
※中の液は有害、腐食性のある硫酸を含んでいます。また、バッテリーからは可燃性のガスが出るため、火気厳禁です。
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【液面の高さを確認】
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【液面の高さを確認】
液面が上限~下限(2つの点が目安)の間にあること、またガソリン臭くないかをチェックします。
■点検時の4ステップ■
① エンジンの暖機、暖機後はスイッチをOFFにして5分待つ
② オイルレベルゲージ(黄色い輪っか)を抜いて先端に付いたオイルを拭き取る
③ ゲージが止まるまでいっぱいに差し込む
④ ゲージを抜き取り、量・汚れ具合・臭い・粘度を点検
[豆知識]
上限~下限までのエンジンのオイルの量は、約1ℓです。(車種により異なる場合があります)
※異常のままだとエンジンの破損の要因になることがございます。
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【液面の高さを確認】
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【液面の高さを確認】
FULL(上限)~LOW(下限)の間に液面があるかをチェックします。
※点検はエンジンが冷えている時に行ってください。
※キャップを開ける際にエンジンが熱いと冷却水が吹きだし火傷をする恐れがあり危険です。
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【液面の高さを確認】
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インバーター冷却水はハイブリッドシステムを搭載した車両にのみございます。
【液面の高さを確認】
FULL(上限)~LOW(下限)の間に液面があるかをチェックします。
※点検はエンジンが冷えている時に行ってください。
※キャップを開ける際にエンジンが熱いと冷却水が吹きだし火傷をする恐れがあり危険です。
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インバーター冷却水はハイブリッドシステムを搭載した車両にのみございます。
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【液面の高さを確認】
液面が満タン付近にあるかをチェックします。
少なくなっていたら、補充を行いましょう。
[補充時の注意]
石鹸水は塗装のシミになる場合があるので使用不可です。また、冬場に凍ってしまいウォッシャ液が出なくなる恐れがございますので、水だけの補充も行わないでください。ウォッシャ液を補充する時は凍結温度を確認する必要があります。
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【液面の高さを確認】

車のまわり

✔点検項目
✔ タイヤの空気圧
✔ タイヤの亀裂・損傷
✔ タイヤの溝の深さ・異常摩耗
✔ 灯火装置・方向指示器の汚れ、損傷
✔ タイヤの亀裂・損傷
✔ タイヤの溝の深さ・異常摩耗
✔ 灯火装置・方向指示器の汚れ、損傷
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【タイヤのつぶれ具合を確認】
タイヤ接地部を確認し、極端につぶれているタイヤがないかをチェックします。
タイヤの空気圧は自然に減っていきます。定期的な点検と調整が必要です。
※空気圧が極端に低い状態で走行をしないでください。事故につながる恐れがあります。
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【タイヤのつぶれ具合を確認】
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【側面・接地部全周にキズや亀裂がないかを確認】
・縁石などでこすってしまい、タイヤの側面がキズついていませんか?
→バースト(破裂)につながる可能性があります。
・クギなどが刺さっていませんか?
→抜いてしまうと修理が困難になりますので、最寄りのトヨタのお店にご相談ください。
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【側面・接地部全周にキズや亀裂がないかを確認】
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【溝の深さやすすり減りを確認】
タイヤの溝の深さが1.6mmになると現れるスリップサインを確認し、溝の深さが十分にあるかをチェックします。また、タイヤの内側と外側で減り方に大きな差がないことも確認が必要です。
タイヤの側面にある▲の矢印の先にスリップサインがあります。溝の深さが1.6mm以下になると現れます。溝が浅いタイヤでの走行は制動距離が長くなったり、雨の日ではスリップしやすくなり危険ですので、スリップサインが出てしまったタイヤの使用はできません。
※下の画像はサインの位置をを分かりやすくするため加工してあります。
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【溝の深さやすすり減りを確認】
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【各ランプの取付状態・損傷状態を確認】
レンズや反射器などに汚れや変色、破損、ひび割れがないか、水が浸入していないかをチェックしてください。
※灯火装置類は、保安基準によって使用できる色や個数、取付位置などは指定されています。
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【各ランプの取付状態・損傷状態を確認】

室内

✓点検項目
✓ エンジンのかかり具合、異音
✓ ブレーキペダル(駐車ブレーキ)の踏みしろ
✓ ウィンドウォッシャの噴射とワイパーの払拭状態
✓ 灯火装置・方向指示器の作用
✓ 運転席フロアマット
✓ ブレーキペダル(駐車ブレーキ)の踏みしろ
✓ ウィンドウォッシャの噴射とワイパーの払拭状態
✓ 灯火装置・方向指示器の作用
✓ 運転席フロアマット
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【音とメーターを確認】
・エンジンをかけた時の音はいつもと変わらない音ですか?
→かかりが悪い、異音がした場合にはお近くの販売店にご相談ください。
・メーターに見慣れない表示がありませんか?
→緑色のランプのみ点灯の場合は異常ありません。
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【音とメーターを確認】
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【踏みしろを確認】
ブレーキを踏んだ時の床板との隙間をチェックします。また、駐車ブレーキも併せてご確認ください。
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【踏みしろを確認】
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【ウォッシャ液の噴射とワイパーの払拭を確認】
ウォッシャー液の噴射は勢いよく噴射されているか、ワイパー払拭範囲の中央付近に噴射できているかを確認します。
ワイパーはスジが残らないか、吹きムラがないかをチェックします。
※ワイパーの作動を確認する際には、ウォッシャー液を噴射後に行うことで、ガラスとワイパーゴムの傷つきを防止できます。
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【ウォッシャ液の噴射とワイパーの払拭を確認】
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【ライト類が点灯するかを確認】
①前照灯(ヘッドランプ)
②方向指示器(ウィンカーランプ)
③制御灯(ストップランプ)
④車幅灯(スモールランプ)
⑤尾灯(テールランプ)
⑥非常時点滅灯(ハザードランプ)
⑦後退灯(バックアップランプ)
※他者に確認をお願いするか、壁などの反射で点灯を確認してください。
※後退灯を点灯させる際はしっかりとパーキングブレーキをかけ、ブレーキベダルを踏みながら確認します。
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【ライト類が点灯するかを確認】
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【マットの固定等を確認】
マットの固定が出来ているか、マットを二重にしていないかを確認します。
→アクセルが戻らない、ブレーキが踏み込めないなどが起こる可能性があります。
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【マットの固定等を確認】