
平成30年7月7日(土)~8日(日)
宇都宮市二荒山神社前のバンバひろばにて、歴代クラウンを展示を行いました。
宇都宮市二荒山神社前のバンバひろばにて、歴代クラウンを展示を行いました。
初代 トヨペット・クラウン(RS型/RS3#型)

国産車の基礎を築きあげた1台

クラウンが切り開いた日本独自のクルマづくり
まだ日本が海外の協力を得ながらクルマを造っていた時代、トヨタは独自開発で初代クラウンを完成させました。最高速度100km/h、「トヨグライド」と名付けられた国内初のオートマチックトランスミッション、ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションなど、すべてにおいて本格的乗用車としての完成度を備えていました。「観音開きのクラウン」と称されるとおり、外観的には観音開きのドアが特徴です。
[主な採用技術]
・観音開きドア
・1.5/1.9L直列4気筒OHVエンジン
・前輪独立懸架(ダブルウィッシュボーンサスペンション)〈日本初〉
・トヨグライド(2速半自動A/T)〈日本初〉

販売当時(1955年・昭和30年)の世相
主なできごと
● インドネシアのバンドンでアジア・アフリカ会議開催
● ワルシャワ条約機構が結成、冷戦激化
● 自由党と日本民主党が合併し、自由民主党が誕生
● 後楽園ゆうえんちオープン
● 一円硬貨発行
● ワルシャワ条約機構が結成、冷戦激化
● 自由党と日本民主党が合併し、自由民主党が誕生
● 後楽園ゆうえんちオープン
● 一円硬貨発行
この年に誕生した、主な有名人
明石家さんま(お笑いタレント)、松山千春(歌手)、郷ひろみ(歌手)、江川卓(元プロ野球選手)
ケビン・コスナー(俳優)、ブルース・ウィリス(俳優)、ビル・ゲイツ(マイクロソフト社の創立者)
ケビン・コスナー(俳優)、ブルース・ウィリス(俳優)、ビル・ゲイツ(マイクロソフト社の創立者)
3代目 トヨペット・クラウン(RS5#/MS5#型)

白いクラウン

高級車の概念を一新、個人ユーザーに圧倒的な支持を得た“白いクラウン”
各地で高速道路が整備される中、ゆとりある高速長距離セダンをテーマに開発、日本の美を意識した端正なスタイル、1968年にはクラス初の2ドアハードトップが追加されました。「白いクラウン」というキャッチコピーは、幸せなハイライフの象徴となり、自家用車のマーケットを拡大、地位を確立しました。
[主な採用技術]
・2ドアハードトップボディ追加
・パワーステアリング
・ペリメーターフレーム〈日本初〉
・パワーウインドゥ
・フロントディスクブレーキ

販売開始当時(1967年・昭和42年)の世相
主なできごと
● ASEAN結成
● EC(欧州共同体)結成
● 東京都知事選挙で美濃部亮吉が当選
● ツイッギー来日、日本にミニスカートブーム到来
● 深夜放送の代名詞的存在であるオールナイトニッポンが放送開始
● あしたのジョー、週刊少年マガジンで連載開始
● EC(欧州共同体)結成
● 東京都知事選挙で美濃部亮吉が当選
● ツイッギー来日、日本にミニスカートブーム到来
● 深夜放送の代名詞的存在であるオールナイトニッポンが放送開始
● あしたのジョー、週刊少年マガジンで連載開始
この年に誕生した、主な有名人
三浦知良(サッカー選手)、江口洋介(俳優)、坂上忍(俳優)、蓮舫(政治家)
ニコール・キッドマン(女優)、ジュリア・ロバーツ(女優)
ニコール・キッドマン(女優)、ジュリア・ロバーツ(女優)
5代目 トヨタ・クラウン(MS8#/LS8#型)

美しい日本のクラウン

世界初の4速A/T搭載、高級車にふさわしい風格
オイルショックによる混乱の中、この5代目から“日本の真の高級車”というイメージが確立、重厚さをテーマに高級感と安定感を強調したデザイン、高級車に相応しい装備も搭載され、新たに誕生した4ドアピラードハードトップが大ヒットしました。また排ガス対策への取り組みも高い評価を受けました。
[主な採用技術]
・4ドアハードトップボディ追加
・2.2L 直列4気筒 SOHCディーゼルエンジン
・オーバードライブ付4速A/T〈世界初〉
・車速感応型パワーステアリング〈日本初〉
・4輪ディスクブレーキ
・ペダル式パーキングブレーキ
・後席パワーシート
・TTC-C(触媒方式による排ガス対策技術)

販売開始当時(1974年・昭和49年)の世相
主なできごと
● ウォーターゲート事件でニクソン米大統領辞任
● 佐藤栄作元首相にノーベル平和賞受賞
● ルバング島で小野田寛郎元少尉を発見
● セブン-イレブン、東京都江東区に第1号店を出店
● 巨人の長嶋茂雄選手が引退
● ガッツ石松、世界王座獲得
● 佐藤栄作元首相にノーベル平和賞受賞
● ルバング島で小野田寛郎元少尉を発見
● セブン-イレブン、東京都江東区に第1号店を出店
● 巨人の長嶋茂雄選手が引退
● ガッツ石松、世界王座獲得
この年に誕生した、主な有名人
松井秀喜(プロ野球解説者)、清水宏保(元スピードスケート選手)、高木虎之介(レーサー)、吉田羊(女優)
レオナルド・ディカプリオ(俳優)、ペネロペ・クルス(女優)、ボブ・サップ(元格闘家)
レオナルド・ディカプリオ(俳優)、ペネロペ・クルス(女優)、ボブ・サップ(元格闘家)
7代目 トヨタ・クラウン(YS12#/G12#/MS12#/LS12#型)

いつかはクラウン

「いつかはクラウン」という、憧れのシンボルへ成長
バブル前夜の1983年、「いつかはクラウン」の名キャッチコピーで一世を風靡、セダンと4ドアハードトップの2ボディ展開、エンジンは11種類にものぼり、豊かになった日本のステイタスシンボルになりました。また日本初となるスーパーチャージャーを搭載、4輪独立サスペンションの採用など、先進的な進化を遂げました。
[主な採用技術]
・3.0L 直列6気筒 DOHCエンジン
・スーパーチャージャーエンジン(2.0L 直列6気筒 DOHC)〈日本初〉
・4輪独立懸架サスペンション〈日本初〉
・4輪ESC(ABSの全身)〈日本初〉
・前席マルチアジャスタブル・パワーシート(電動8WAY)
・リアラウンジ・パワーシート(左右6:4独立スライド)
・メモリー付チルト&テレスコピックステアリング〈世界初〉

販売開始当時(1983年・昭和58年)の世相
主なできごと
● ハワイアン・オープンで青木功が日本人初のアメリカツアー優勝
● 東京ディズニーランド開園
● 任天堂がファミコンを発売
● 三宅島噴火
● PL学園の桑田真澄が史上初の1年生での夏の甲子園・優勝投手になる
● 東京ディズニーランド開園
● 任天堂がファミコンを発売
● 三宅島噴火
● PL学園の桑田真澄が史上初の1年生での夏の甲子園・優勝投手になる
この年に誕生した、主な有名人
宇多田ヒカル(シンガーソングライター)、中島美嘉(歌手)
鈴木亮平(俳優)、松田龍平(俳優)、松本潤(歌手・嵐メンバー)
鈴木亮平(俳優)、松田龍平(俳優)、松本潤(歌手・嵐メンバー)
12代目 トヨタ・クラウン(GRS18#型)

かつてゴールだったクルマが、いまスタートになる

全てをゼロから見直した「ZERO CROWN」
時代の変化とともに、いつしかクラウンは若い世代にとって興味の対象外となっていました。その危機感から走りを本物にし、デザインもイメージも刷新したいと考えました。世界を見据え、原点に立ち返り全てを一新する気概に満ちた開発により、デザインの刷新だけでなく、新開発のV6エンジンに象徴される新たな走りなど、クラウンの歴史は新たなスタートを切りました。
[主な採用技術]
・新プラットフォーム+新開発 V型6気筒エンジン
・シーケンシャルシフト付6速A/T
・AVS(減衰力制御機能付電子制御サスペンション)
・インテリジェントAFS(進行方向へのヘッドランプ自動照射)
・ナイトビュー(歩行者検知機能付夜間運転支援システム)
・歩行者傷害軽減ボディ構造〈世界初〉
・スマートエントリー&スタートシステム

販売開始当時(2003年・平成15年)の世相
主なできごと
● イラク戦争開戦
● 郵政事業庁が日本郵政公社に
● 東海道新幹線品川駅が開業
● アメリカでニューヨーク州を含む広い地域が大規模停電
● 星野監督率いる阪神が甲子園球場での広島戦に勝ち、18年ぶりのセ・リーグ優勝
● 松井秀喜、メジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースに移籍
● 郵政事業庁が日本郵政公社に
● 東海道新幹線品川駅が開業
● アメリカでニューヨーク州を含む広い地域が大規模停電
● 星野監督率いる阪神が甲子園球場での広島戦に勝ち、18年ぶりのセ・リーグ優勝
● 松井秀喜、メジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースに移籍
この年にヒットした、主な流行語
● 毒まんじゅう(野中広務〈元衆議院議員〉)
● 「なんでだろう~」(テツandトモ)
● マニフェスト(北川正恭〈早稲田大学教授〉)
● 「なんでだろう~」(テツandトモ)
● マニフェスト(北川正恭〈早稲田大学教授〉)
14代目 トヨタ・クラウン(GRS21#/AWS21#/ARS210型)

CROWN Re BORN

ニーズの先を行く環境性能で「新たな革新」に挑戦
原点回帰と革新をテーマに生まれ変わった新時代のクラウン。より大胆に強い個性を打ち出してデザインされたアグレッシブなフロントマスク、6気筒エンジンという固定概念から離脱し、爽快な走りに「環境」という新たな価値を与えられ新開発された直列4気筒2.5Lエンジンを搭載したハイブリッド車がラインアップに加わりました。単なる進化の延長線上にはない、ダイナミックな飛躍を遂げたクラウンは、世界でもひときわ輝く性能を身につけました。
[主な採用技術]
・新開発2.5Lハイブリッドシステム
・2.0L 直列4気筒ダウンサイジングターボエンジン
・ハイブリッド4WD
・「いなし」と「張り」をテーマにした新開発サスペンション
・Toyota Safety Sense P
・インテリジェントクリアランスソナー
・アダプティブハイビームシステム(AHS)
・ドライブスタートコントロール

販売開始当時(2012年・平成24年)の世相
主なできごと
● 中国共産党総書記に習近平就任
● ロンドンにて第30回夏季オリンピック・パラリンピック開催
● 自由民主党が第1党に返り咲き、安倍晋三が内閣総理大臣に就任
● 東京スカイツリー開業
● 山中伸弥・京都大学教授が、ノーベル生理学・医学賞を受賞
● ロンドンにて第30回夏季オリンピック・パラリンピック開催
● 自由民主党が第1党に返り咲き、安倍晋三が内閣総理大臣に就任
● 東京スカイツリー開業
● 山中伸弥・京都大学教授が、ノーベル生理学・医学賞を受賞
この年の主な流行語
「ワイルドだろぉ」(スギちゃん)
「iPS細胞」(山中伸弥〈京都大学iPS細胞研究所所長・教授〉)
「維新」(橋本徹〈弁護士・元大阪市長〉)
「iPS細胞」(山中伸弥〈京都大学iPS細胞研究所所長・教授〉)
「維新」(橋本徹〈弁護士・元大阪市長〉)