eスポーツ栃木トヨタカップ レポート
栃木トヨタとして初めて“eスポーツ”の名を冠したイベントの第1回目が、リニューアルしたジェームス細谷店2階「T2FACTORY」で開催されました。
昨今、話題となっているeスポーツですが、本格的なプロチームも続々と活動の開始を表明し、オリンピックや国民体育大会等の大きな大会の開催も増え、競技としての地位を確立しつつあります。とりわけ、“モータースポーツ”と“eスポーツ”の相性は良く、実際の競技と大きく違わないことや、そのスポーツ性で大きな注目を集めています。
今回のイベントはその入り口としてより多くの方にご体験いただくべく、無料で参加OKとし、幅広い層のお客様で賑わいました。ご参加いただき、誠にありがとうございました。
昨今、話題となっているeスポーツですが、本格的なプロチームも続々と活動の開始を表明し、オリンピックや国民体育大会等の大きな大会の開催も増え、競技としての地位を確立しつつあります。とりわけ、“モータースポーツ”と“eスポーツ”の相性は良く、実際の競技と大きく違わないことや、そのスポーツ性で大きな注目を集めています。
今回のイベントはその入り口としてより多くの方にご体験いただくべく、無料で参加OKとし、幅広い層のお客様で賑わいました。ご参加いただき、誠にありがとうございました。

大会概要
日程:2022年6月25日(土)~26日(日)
主催:T2 FACTORY
場所:宇都宮市細谷町702-5 ジェームス細谷店 2階
使用機器:レーシングシミュレーターT3R
ソフトウェア:アセットコルサ
使用車種:GT86
使用コース:筑波サーキット
参加人数:延べ45人
主催:T2 FACTORY
場所:宇都宮市細谷町702-5 ジェームス細谷店 2階
使用機器:レーシングシミュレーターT3R
ソフトウェア:アセットコルサ
使用車種:GT86
使用コース:筑波サーキット
参加人数:延べ45人

リザルト
<レポート>

●タイムトライアル(6/25 10:00~6/26 14:00)
本格的な夏より一足も二足も早く記録的な暑さが続く梅雨だったが、多くの来場者で賑わった。
まずスペシャルタイムを叩き出したのは、カスターDO選手と一緒に初めてお越しいただいたベーコン選手。1'08.962でひとり8秒台に入れると、9秒台で安定していたカスターDO選手もそれに続かんとチャレンジを続け、1'09.075と8秒台まであと僅かまでタイムを詰める。けんごり選手も徐々にマシン・コースへの理解が進み、1'09.282の好タイムをマーク、暫定3番手につけた。と、ここで東京からはるばるやってきた佐藤選手が一気に1'08.821を刻み、表彰圏内を突き崩す。上位は8秒台の争いとなり、拮抗したタイムの詰め合いが続くもなかなか1周をまとめ上げるのが難しい。ついにベーコン選手が1'08.119と2位以下を大きく引き離し、安全圏へと突き進んだところで初日を終了した。
まずスペシャルタイムを叩き出したのは、カスターDO選手と一緒に初めてお越しいただいたベーコン選手。1'08.962でひとり8秒台に入れると、9秒台で安定していたカスターDO選手もそれに続かんとチャレンジを続け、1'09.075と8秒台まであと僅かまでタイムを詰める。けんごり選手も徐々にマシン・コースへの理解が進み、1'09.282の好タイムをマーク、暫定3番手につけた。と、ここで東京からはるばるやってきた佐藤選手が一気に1'08.821を刻み、表彰圏内を突き崩す。上位は8秒台の争いとなり、拮抗したタイムの詰め合いが続くもなかなか1周をまとめ上げるのが難しい。ついにベーコン選手が1'08.119と2位以下を大きく引き離し、安全圏へと突き進んだところで初日を終了した。

迎えた2日目、自己べストタイムをさらに伸ばさんと急遽駆け付けたカスターDO選手がチャレンジ。ヒグチ選手も開始早々に8秒台に入れ、期待がかかる。経験豊富な原田選手は、少ないチャレンジの中で1'08.443をマークし、安定した速さを見せつける。そしてそこに現れたのが、地元ながらワールドクラスのT.T選手。1回目のチャレンジで軽々と8秒台に乗せ、短い時間の中で1周ごとに習熟しタイムを縮めていく。ライバルを尻目に終了時間直前のアタックで1'07.911とひとり8秒を切って見せ、見事タイムトライアル優勝を飾った。「むずかしいですね」とクールに語るが、その走りには熟練の技が光った。その手腕で、2022国体栃木県大会のeスポーツ部門にもチャレンジするとのことで、期待したいところだ。

●優勝者vsレーサー(4周)
6/26 14:30開始
タイムトライアルで見事優勝を飾ったT.T選手は、慣れないアセットコルサの挙動と大きな86純正ハンドルにまだアジャストしきってはおらず、タイムの伸びしろは残っているようだ。迎え撃つT2FACTORYドライバー・鶴賀選手は、基準となるタイムではT.T選手に勝るものの、対戦用の機械に慣れる時間は無かったようで、勝負は互角か?
スタート位置はシャッフルで、先頭ポールシッターはT.T選手に決まった。シグナルブラックアウトでレースはスタートした。
双方スタートは決まり、順位変動なく第1コーナーを抜けた。道幅が狭くストレート長も短い筑波サーキットは、F1のような派手な追い抜きのポイントはほぼ存在しない。開始直後は2人とも冷静で、ほぼ同じペースで大きな混乱もなく、静かなバトルが続く。
1分で走るコースを4周しかしないバトルで、後続の鶴賀選手がどこで仕掛けるのか注目が集まった。
スタート位置はシャッフルで、先頭ポールシッターはT.T選手に決まった。シグナルブラックアウトでレースはスタートした。
双方スタートは決まり、順位変動なく第1コーナーを抜けた。道幅が狭くストレート長も短い筑波サーキットは、F1のような派手な追い抜きのポイントはほぼ存在しない。開始直後は2人とも冷静で、ほぼ同じペースで大きな混乱もなく、静かなバトルが続く。
1分で走るコースを4周しかしないバトルで、後続の鶴賀選手がどこで仕掛けるのか注目が集まった。

動いたのは3周目だった。ダンロップコーナーでT.T選手のアクセルオンがやや遅れたところに、続く第2ヘアピンにむかって鶴賀選手が外からレイトブレーキングで並びかける。ブロッキングに入ったT.T選手がアウトにはらむのを狙って、鶴賀選手がラインをクロスさせてイン側へ。最終コーナーでは鶴賀選手がイン側だ!うまくスキをついた鶴賀選手が、最終ラップも抑えきり勝利、見事86レースプロとしての面目を保ってみせた。FR(後輪駆動)車である86を双方ともうまくコントロールした、非常にクリーンで見応えのある対決であった。
優勝
T.T選手

第2位
ベーコン選手

第3位
原田選手

<使用したゲームソフトについて>

Assetto Corsa(アセットコルサ)は、実在のサーキットコースをレーザースキャンによってデータ化したり、リアルな物理演算とタイヤのシミュレートをもとに、様々な市販車やレースカーでリアルなドライビング体験を提供する、レーシングシミュレーションソフトです。マウス、キーボード、ハンドル型コントローラー、ゲームパッド、3画面、VRゴーグルなど、最新の周辺機器でプレイできるよう作られています。ソフトウェアの内容は、一般の有志による改造されたデータを介して、車やコースを増やしてグレードアップすることができます。
安全に走れる走行アシスト機能があり、その車の純正状態にあわせた効き具合から完全にアシスト無し状態まで、プレイヤーの経験に合わせて設定を調整することができます。さまざまなセッションモードとオンラインプレイができ、単独でもAIとレースをプレイできます。ネット上での対戦のみならず、実機をLANケーブルでつなぐ対戦も使用できます。
車のセッティングも細かく調整でき、実車さながらのセット変更がホットキーでその場で調整できます。
テレメトリーデータのエクスポートもでき、データ解析を行うことができます。
安全に走れる走行アシスト機能があり、その車の純正状態にあわせた効き具合から完全にアシスト無し状態まで、プレイヤーの経験に合わせて設定を調整することができます。さまざまなセッションモードとオンラインプレイができ、単独でもAIとレースをプレイできます。ネット上での対戦のみならず、実機をLANケーブルでつなぐ対戦も使用できます。
車のセッティングも細かく調整でき、実車さながらのセット変更がホットキーでその場で調整できます。
テレメトリーデータのエクスポートもでき、データ解析を行うことができます。