T2 FACTORYは、「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup」“PROFESSIONAL Series ”へ参戦しています!
第6戦 鈴鹿サーキット
今期の第6戦目を迎え、シリーズポイントランキングの勢力図はかなり固まってまいりました。F1日本GPの開催直後、興奮さめやらぬ鈴鹿で、全日本スーパーフォーミュラ選手権との併催で行われた今大会は、多くの観衆に声援を送られる中でのレースとなりました。


大会概要
日程:2023年10月28日(土)~29日(日)
開催サーキット: 鈴鹿サーキット
住所: 三重県鈴鹿市稲生町7992
1周距離:5.807km
コース幅:10~16m
コーナー数:20
周回数:8周
開催サーキット: 鈴鹿サーキット
住所: 三重県鈴鹿市稲生町7992
1周距離:5.807km
コース幅:10~16m
コーナー数:20
周回数:8周
<レース詳細>

●予選(15分間)10/28 10:30開始
前日までの練習走行で、高低差のある鈴鹿をアクセル全開で走りタイムを縮めるため、タイヤが可能な限り滑らないようセッティングを進めました。しかし、予選本番では路面の状況が変わったためか、滑りやすい挙動になってしまい、思うようにタイムを上げることができませんでした。コースアウトなどはせずにタイム計測し、自己ベストタイムを刻むことができましたが、上位9台までは昨年のタイムを更新し、コースレコードを塗り替える、目の覚めるようなタイムでした。トップとのタイム差は、1.8秒でした。

●決勝(8周) 10/29 12:00開始
予選によって決まったグリッド位置がスタート位置からかなり後方のため、スタートシグナルが見えませんでした。リスクを減らし、無理なく走行する予定で、前車に合わせてスタートしました。挙動には対策を施したものの、序盤からペースを作れず苦しい展開になりましたが、2台を追い抜き、故障や接触等で後退する車両を回避しながら走行しました。当チームのマシンにトラブルは一切なく、気持ちよく走行ができていただけに、中団に追いつくほどのペースがないことが悔やまれました。順位はトータルで4つ上げ、24番手でレースを無事に完走しました。
<ドライバー鶴賀のコメント>

鈴鹿を終え、今期もあと1戦を残すのみとなりました。車両の性能アップに関して、今回はかなり時間をかけて綿密に取り組んでいただいていたので、期待も高まったのですが、思うような順位での走行ができず非常に悔しく思います。他チームも常に進化を続けており、驚くようなスピードを持っていますが、最終戦に向け、私達も引き続きできる限りのことをやって、悔いの無いよう臨みたいと思います。舞台となる富士スピードウェイは個人的にも昨年からの伸びしろを大きく感じているので、しっかり練習して参ります。今回はエンジニアの皆さんが86乗りということで、毎度以上に車両への理解と思い入れを持って、接していただけたことと思います。メンテナンスが行き届いたマシンで、高い負荷のかかる鈴鹿を最後まで安心して走行することができました。次はいよいよ最終レースですので、皆様に喜んでいただけるよう全力で良い走りをしたいです。今大会も温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。
<エンジニアのコメント>

・実作業の部分でモータースポーツに関わることができました。力不足を感じた事は挙げるとキリがありませんが、いただいたアドバイスをもとに今後の仕事も頑張って取り組んでいきたいです。