第8戦 岡山国際サーキット

2020年10月17日、18日に第8戦が岡山国際サーキットにて開催されました。全8戦から5戦に短縮された今季も残り2戦となり、減少傾向にあったエントリー台数がここにきて増加し、強豪がひしめくレースとなりました。またも天候が影響を及ぼしましたが、展開も味方し今季初優勝を果たしました。その結果、最終戦を残し、シリーズチャンピオンを獲得することが確定しました。

【レース概要】
■開催日:2020年10月17日(土)、18日(日)
■場所:岡山国際サーキット(岡山県)
■エントリークラス:クラブマンシリーズ エキスパート
■エントリー台数:27台
■ヒート制:2ヒート
【コース概要】
■コース全長:3.703km
■コース幅:12~15m
■開催日:2020年10月17日(土)、18日(日)
■場所:岡山国際サーキット(岡山県)
■エントリークラス:クラブマンシリーズ エキスパート
■エントリー台数:27台
■ヒート制:2ヒート
【コース概要】
■コース全長:3.703km
■コース幅:12~15m
<レース詳細>

●予選 10/17 9:30
前戦と同じく、前日までの練習走行は晴れてドライ路面でしたが、天候はうって変わって雨となり、ウェット路面で予選に臨むことになりました。開始と同時にコースインし、703号車と1位を繰り返し奪い合う激しい展開でしたが、他車のコースアウトにより赤旗中断がありました。通常ならばその場で走行を止めても良いタイミングでしたが、コースのコンディションが次第に改善してきていたため、再度、アタックをかけました。しかし、他車の影響を受けて思うようにタイムが伸びず、ポールポジションは703号車に譲ることとなりました。

●決勝ヒート1 10/17 14:25
予報では早々に止むはずだった雨が、ヒート1の開始時間直前まで降り続きました。路面は水溜りができるほど濡れていて、当チームの使用するブリヂストンタイヤに有利でした。同じタイヤを使用する703号車と、スタートから一騎打ちとなりましたが、あと一歩およばず、ヒート1を2位で終えました。

●決勝ヒート2 10/18 11:30
雨は早朝に止み、路面は完全に乾いていました。スタートを完璧に決め、1コーナーでトップに浮上すると、そこから2位以下を大きく引き離しましたが、後方でのアクシデントによりセーフティーカーが導入され、築いたマージンは無くなりました。しかし、リスタートも決め、全体ベストタイムを計測しながら再び2位以下を引き離すこと
ができました。トップでチェッカーを受け、今季の初優勝となりました。
さらに、シリーズランキング2、3位の選手がリタイヤし、ノーポイントとなったため、残り1戦を残し、エキスパートクラスシリーズチャンピオンが決定しました!
ができました。トップでチェッカーを受け、今季の初優勝となりました。
さらに、シリーズランキング2、3位の選手がリタイヤし、ノーポイントとなったため、残り1戦を残し、エキスパートクラスシリーズチャンピオンが決定しました!
<ドライバー鶴賀のコメント>

マシンは抜群のスピードを持っており、あとはドライバーがミスをせずまとめるだけという状態にしていただいたので、とにかく全力を出し切りました。行ったことが全てうまくいった上、シリーズタイトルも獲得できたので、実感が湧くまで少し時間がかかりましたが、多くの方々に祝福のお声がけをいただき、ほっと胸をなで下ろしました。優勝を目指していましたが、ウェットとドライの切り替わりに悩まされ、1勝が遠い大変なシーズンでした。しかし、無事に念願を達成することができ、チームやサポートいただいている全ての皆様に感謝いたします。最終戦は地元のもてぎで開催されるので、気を抜かずに期待に応え、今季を締めくくりたいと思います。
<エンジニアのコメント>

栃木トヨタのエンジニア職として入社して7年間、日々お客様のおクルマの点検や整備を行ってきました。今回初めてレースのエンジニアとして参加させてもらいました。レースに参加する前は、今期のレースすべてドライバーを表彰台にあげている先輩エンジニアたちの功績を継続させなければならないというプレッシャーと、自分が整備した車両がレースを走行する所を間近で見られる楽しみがありました。
今までレースを見たことはあっても、整備をしたことがなかったので、タイムを縮めるためにはどうしたらよいか、コース・天気・湿度に合わせた車両のセッティングなど、細部まで意識して整備にあたりました。普段の仕事は、作業内容が違いますが安心安全なクルマを作るという部分では、変わらないということを実感いたしました。1週間レースエンジニアとして学んだことを、店舗での作業やお客様へのアドバイスなどに活かしていきたいと思います。
今までレースを見たことはあっても、整備をしたことがなかったので、タイムを縮めるためにはどうしたらよいか、コース・天気・湿度に合わせた車両のセッティングなど、細部まで意識して整備にあたりました。普段の仕事は、作業内容が違いますが安心安全なクルマを作るという部分では、変わらないということを実感いたしました。1週間レースエンジニアとして学んだことを、店舗での作業やお客様へのアドバイスなどに活かしていきたいと思います。