第5戦 富士スピードウェイ

TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race第5戦が7月6日、7日に富士スピードウェイにて開催されました。通常決勝は2レース制で行われていますが、今回は1レースのみの短いレースのため追い抜きが難しく、スタート位置が決まる決勝のタイムアタックにかけていました。同じく富士で開催された第2戦の反省を踏まえて臨み、前回よりひとつ順位を上げ5位に入賞いたしました。

レース詳細

■ 予選 ■
予選3日前の練習走行からセットアップは順調に進み、予選前日の専有走行でも3番手と好タイムを記録しました。予選当日は早朝から雨が降ったものの、昼前には止み、予選レースは乾いた路面で行われました。
いつもの通りにタイヤに熱を入れましたが、計測1周目で全くグリップを感じず、2周目の最もタイヤがグリップする時にも、コーナーを曲がり切れずにタイムロスしてしまい、満足のゆくアタックができませんでした。一度ピットに入りタイヤの状態を確認しましたが、空気圧・摩耗肌ともに良い状態だったので、再度コースインし3周目のタイムアタックを行いました。低く感じるグリップに運転を合わせましたが、2周目に出たタイムを更新できませんでした。トップから0.2秒遅れの8番手となり、あと一歩届かず悔しい予選となりました。
いつもの通りにタイヤに熱を入れましたが、計測1周目で全くグリップを感じず、2周目の最もタイヤがグリップする時にも、コーナーを曲がり切れずにタイムロスしてしまい、満足のゆくアタックができませんでした。一度ピットに入りタイヤの状態を確認しましたが、空気圧・摩耗肌ともに良い状態だったので、再度コースインし3周目のタイムアタックを行いました。低く感じるグリップに運転を合わせましたが、2周目に出たタイムを更新できませんでした。トップから0.2秒遅れの8番手となり、あと一歩届かず悔しい予選となりました。

■ 決勝 ■
予選で中段の位置につけた為、序盤から追い抜きを仕掛けていくことにしました。しかし、スタートが決まらず、1台も抜くことができずにアウト側に追いやられてしまいました。直後の第1コーナーで大きなクラッシュがあり、混乱を避けて陀羅尼外側に行かざるおえなくなりましたがなんとか順位はキープしました。5週目までに2台を追い抜きましたが、他車クラッシュの為セーフティカー(SC)が入り、追い越し禁止になりました。SC先導が2周続き、残り3周から再スタートされましたが、SCスタートにより1周が消化されるため残り2周の短期決戦となりました。第1コーナーで勝負をかけ、1台を抜いて5位まで順位を上げたところでチェッカーフラッッグが振られ、レース終了となりました。

■ ドライバー鶴賀のコメント ■
予選勝負になることは分かっていましたが、1秒の中に20台がひしめく激戦となり、路面のグリップを読み切ることができず、ミスを多くしてしまいチームに申し訳なく思いました。しかし、決勝レースがクラッシュで荒れた中、無事に完走し上位で終えることができました。チームのエンジニアが早朝から夜遅くまで作業にあたってくれたおかげで、思い切って攻めて順位を上げることができました。協賛いただいているブリヂストンタイヤの使い方も理解してきましたが、次回はさらにポテンシャルを引き出して、好結果に繋げたいと思います。
