第4戦 オートポリス

TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 第4戦がオートポリスにて開催されました。今季初の雨天でのレースではありましたが、予選でグリッド最前列を獲得し、4位入賞を果たしました。

レース詳細

■ 予選 ■
初めて経験するサーキットでしたが、セットアップはうまく仕上がりました。予選日は早朝から雨が降り続く中、コースが滑りやすくなっていたので慎重にアタックを行いました。クラッシュ・停車車両回収によりセッション中断が2回あり、満足できる走りができないまま時間が過ぎていきましたが、残り時間4分から再開されたため、再度アタックを行いました。少々他車にひっかかりタイムロスがあったものの、自己ベストを更新し、全体で2位のタイムをマークしました。

■ 決勝 第1ヒート ■
雨がますます強くなる中第1ヒートが行われ、コース上には水が溜まっている場所もありました。滑る中でも極力グリップ力を増すよう、入念にタイヤに熱入れを行いました。スタートは決まり、序盤から1位選手とのデットヒートになりましたが、他社クラッシュの為セーフティカー(SC)が入り、追い越し禁止になりました。再スタートの周で勝負をかけましたが、車を止め切れずコースアウトしてしまい、9位まで順位を落としてしまいました。
その後5位まで順位を戻したところで、再びSCが入りそのまま終了となりました。
その後5位まで順位を戻したところで、再びSCが入りそのまま終了となりました。

■ 決勝 第2ヒート ■
予報に反して雨はスタート直前まで降り続きました。出走1分前までエンジニアと相談し、レース序盤に湿った路面で勝負をかける調整をしました。スタートダッシュは抜群で、一気に2位まで順位を上げましたが、予測より急激に路面が乾き、中盤からはペースが上がらず後続を抑えきれず4位でのフィニッシュとなりました。

■ ドライバー鶴賀のコメント ■
2ヒート共にトップの背中が見えていただけに悔しい結果ですが、得るものは多く良いレースだったと思います。ドアミラーが接触し畳まれてしまう程の超接近戦でしたが、クラッシュせずに上位で終えることができました。チームのエンジニアも、遠い道のりで弱音も吐かず、一生懸命作業にあたりました。次戦は、前回順位を大きく落としてしまった富士スピードウェイでの再戦なので、今回の反省も活かし優勝を目指して参りたいと思います。

■ エンジニアのコメント ■
自分の作り上げた車両でドライバーが全力で走る姿を目の当たりにして、絶対にミスは許されないと心の底から感じ、作業にあたりました。
厳しい車両のレギュレーションの中で、試行錯誤してレース直前まで話し合い、最高の状態にセッティングしてレースに挑むというのはとてもやりがいのある仕事でした。
今回、レースのピットクルーとして参加し、車両のメンテナンスの重要性を改めて意識しました。普段の仕事でも活かしていきたいです。
厳しい車両のレギュレーションの中で、試行錯誤してレース直前まで話し合い、最高の状態にセッティングしてレースに挑むというのはとてもやりがいのある仕事でした。
今回、レースのピットクルーとして参加し、車両のメンテナンスの重要性を改めて意識しました。普段の仕事でも活かしていきたいです。
