第11戦 富士スピードウェイ
シーズンを締めくくる最終戦が、富士スピードウェイで開催されました。以前から当チームが苦戦を強いられてきたこのサーキットで、今回こそはと士気高く期待を持って臨みました。しかし、最後まで勢いに乗ることができず、順位は奮いませんでした。しかし、このレースの醍醐味でもある超接近戦を潜り抜け、無事完走を果たすことができました。


大会概要
日程:2021年11月20日(土)~21日(日)
開催サーキット: 富士スピードウェイ
住所:静岡県駿東郡小山町中日向694
周距離:4.563km
コース幅:15~25m
周回数:10
ヒート距離:45.630Km
開催サーキット: 富士スピードウェイ
住所:静岡県駿東郡小山町中日向694
周距離:4.563km
コース幅:15~25m
周回数:10
ヒート距離:45.630Km
<レース詳細>

●予選(15分間)
11/20 14:25開始
肌寒さを感じる週を過ごしていましたが、本番は日差しの
影響で少々暖かくなりました。富士スピードウェイで好結果が欲しいところでしたが、タイヤの性能を理解し使い切ることが難しく、持ち前のスピードを発揮する事ができませんでした。快速ぶりを見せつけるシリーズランキング上位車両はコースレコードを刻み、シーズン中盤以降大きくなっていた差を埋める事はできませんでした。2周のアタック走行は満足のいく物ではなく、練習中に出した自己ベストタイムを上回る事ができず、トップとの差は1.7秒で下位に沈むこととなりました。
影響で少々暖かくなりました。富士スピードウェイで好結果が欲しいところでしたが、タイヤの性能を理解し使い切ることが難しく、持ち前のスピードを発揮する事ができませんでした。快速ぶりを見せつけるシリーズランキング上位車両はコースレコードを刻み、シーズン中盤以降大きくなっていた差を埋める事はできませんでした。2周のアタック走行は満足のいく物ではなく、練習中に出した自己ベストタイムを上回る事ができず、トップとの差は1.7秒で下位に沈むこととなりました。

●第11戦決勝(10周)
11/21 14:25開始
スタートで、開始直後の下位集団に起こる大混乱をなんとか切り抜けなければなりませんでした。ペースを上げて順位を上げる為のセッティングを施し、タイヤの温存は考えずに攻め続けました。
序盤の混戦を抜けて、空間を作り走行ペースを上げることができましたが、前走車も離れてしまったため、その後は守りに徹するレースになりました。今年度のクラブマンシリーズ・エキスパートクラスのチャンピオンとなった522号車が、最終戦でステップアップ参戦してきており、4グリッド前からスタートしていましたが、中盤は当車の背後につけていました。こちらは序盤に集団から抜け出るためタイヤに無理を強いたのでペースが上がらず、最後の3周は何度も背後から攻め立てられました。しかし、昨年度のチャンピオンとして絶対に譲れない戦いなので、抜かれずにフィニッシュしました。予選から4ポジションアップの22位で終えましたが、他車のペナルティにより、正式結果は繰り上がりの20位となりました
序盤の混戦を抜けて、空間を作り走行ペースを上げることができましたが、前走車も離れてしまったため、その後は守りに徹するレースになりました。今年度のクラブマンシリーズ・エキスパートクラスのチャンピオンとなった522号車が、最終戦でステップアップ参戦してきており、4グリッド前からスタートしていましたが、中盤は当車の背後につけていました。こちらは序盤に集団から抜け出るためタイヤに無理を強いたのでペースが上がらず、最後の3周は何度も背後から攻め立てられました。しかし、昨年度のチャンピオンとして絶対に譲れない戦いなので、抜かれずにフィニッシュしました。予選から4ポジションアップの22位で終えましたが、他車のペナルティにより、正式結果は繰り上がりの20位となりました
<ドライバー鶴賀のコメント>

何故かしら辛酸を嘗め続けている富士ラウンドですが、今回も下位に沈んでしまい、大変申し訳ない思いです。今シーズンは未だ嘗て経験したことのない苦心のシーズンでしたが、ひたむきに良いクルマを作り、バックアップを続けてくれたチームの皆さんに感謝しています。学びは多かったですが、結果でお返しできないことが非常に悔しいです。時には上位に割って入る速さを持っていましたが、入賞につながることが少なかったので、ポイントを押さえて結果を出せる実力をつけたいと強く感じました。エンジニアの皆さんも一緒に悩みながら、何度も大変な作業を頑張ってくださいました。遠方から現地に駆けつけて応援してくださった方々もいて、本当に感謝の念は尽きません。非常に高いレベルのレースを1年間戦わせていただいたことで、色々な面で大きく成長することができました。これからも魅力的な活動をお見せできるよう、精進して参ります。一方ならぬご支援をいただき、深く感謝申し上げます。今後とも、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます
<エンジニアのコメント>

レースへの参加は2回目なので、気持ちに余裕がありレースの奥深さを改めて実感することができました。2人のエンジニアで適切に作業を分担することで、普段の仕事でも感じている業務の効率化を図りながら、レースの刺激的な緊張感を楽しみながら作業できました。検査、声掛けがしっかりでき、何事もなく無事に完走できて良かったと思います。

普段の仕事ではなかなかやることのない作業と、普段感じられない緊張感がありました。レースを走らせる車両の整備のシビアさを身をもって感じることができました。